価格競争に陥らない市場であること

さて、

「ライバルが増えない市場、業界を選ぶこと。」

が重要だとお話ししましたね。

ライバルが増えるということは

「価格競争の状態に突入する」

ということが言えると思います。

世の中で、同じ商品や同じサービスが増えてくると

決まって、価格の値崩れが始まります。

前回に話したコインパーキングですが

せっかく、上手くいっていたパーキング事業も

道路を隔てたその前の土地に

また別のパーキングが出来たとしたら、

ライバルのパーキングが

駐車場の台数も多く、時間当たりの値段も

格安だったとしたら、

半径200m以内の時間貸し駐車場の

需要が限られていたとしたら、

これはもう、自分のパーキング場の時間当たりの

値段を下げなくては経営はやっていけません。

立地性や使いやすさなどで条件は違ってくると思いますが

コインパーキングは、

価格しか差別化できないところがあります。

そして、価格競争に陥っていく。

ユーザーは、安い方へ安い方へと流れていきます。

このように、負のサイクルに陥ることが予想されますね。

一方、皆さんの知っているコンテナボックス。

その地域でコンテナはたくさんありますよね。

このコンテナをじっくり、研究してみてください。

また、地域のコンテナの家賃価格も全部調べてみてください。

どんなタイプだろうと、またライバル関係にある

コンテナ業者だろうと、家賃はすべて一緒であるのに

気が付きませんか?

そうです。

コンテナは「価格競争がない」のです。

どれも、同じ大きさなら、すべて同じ価格なんです。

ここに「コンテナビジネス」の価格競争のない

ビジネスの秘密があるんです。

だから、ユーザーがインターネットで値段を比較し、

少しでも安いところを探しても何処も一緒。

その内、探すのをあきらめるでしょう。

今日は、本当は

喋りたくないことを喋ってしまいました。(笑)