全ての建物、施設他、形があるものはいつか朽廃します。
どんな頑強なビルやマンションであろうとも
また、橋梁や道路などにしても
天候や災害、自然環境によって少しづつ傷み
やがては機能が落ちていく運命にあるのです。
建設物に「永遠」はありません。
若いときには、それを全く感じませんでしたが
長い期間、建築業界に従事していて
このことを体験的に知りました。
アパートやマンションについても
同じことが言えると思います。
不動産投資で一番ネックになるのが
維持、管理、メンテナンスのコストです。
現代の賃貸経営で、
設備投資が無い経営など考えられませんよね。
逆に、設備投資するからこそ、空室が埋まり
家賃が入って安定した経営ができるのです。
しかし、この設備投資へのコストが
長期の賃貸安定経営を狂わす原因でもあるのです。
長期的に見た場合、
建物の維持や経営、管理に対するコストなしでは
賃貸経営は、そううまい商売ではなくなってきています。
それを説明しているのがコレです。
【建設物のライフサイクルコスト】
このことを鑑みて
わたしは、維持管理メンテナンス費が負担にならない
もしくは、掛からない他の賃貸経営を考え始めました。
そして、紆余曲折し着地した商売が
「レンタル収納ビジネス」
という不動産の商売だったのです。
案の定、6年半やってみて分かったことですが
メンテナンス費がまったくかからない。
これから、10年15年先の将来、メンテナンス費が
かかるかと予想してもまったく必要が無い。
これは、大きな、大きなメリットだと感じました。
この商売は、生活する上でのライフライン
水道、ガス、電気、電話その他排水や給水設備など
(照明設備は必要ですが・・)
あらゆる設備が必要ありません。
維持していくための費用も極小で、
経営上の負担が全くありません。
わたしのトランクルームの1号店などは
電気代わずか、月400円で
アパート、マンション等と比べても
問題にならないぐらいの費用です。
また、これから将来10年先
どう考えてもリフォームなどの出費がありそうにない
ということがきっぱりと言えます。
これほど、維持、管理メンテナンス費用が
かからないビジネスは、何処を探しても
そんなにないのではないでしょうか。