さて、
トランクルームって儲かるのでしょうか?
その疑問にお答えしますね。
たとえば、
カンタンな事例で説明します。
仮に賃貸1ルーム30M2の新築物件があったとしましょう。
この家賃ですが、地域によって違いがありますが
一般的な地方都市 で、65000円(共益費込)はします。
もちろん、古くなるとこれほど家賃は取れません。
すると 65000÷30=2166
M2当たり2166円になりますね。
住宅系賃貸だとどんなに頑張っても
このぐらいしか出せません。
今回は単身者用で計算していますが
ファミリー物件になると、M2当たりの家賃はまだ下がります。
一方、
竹末が経営するトランクルームの貸し出し単価ですが
賃料は M2当たり4500~5000円ぐらいです。
約2倍以上の賃料が取れますね。
(現実には通路部分を入れておりませんが)
また、
新築のRCの賃貸マンションの建物をつくるとなると
最近は高くなっているので、
坪当たり最低70~80万はかかります。
しかし竹末のトランクルームは単なる既製品のものですから
坪当たり安くて15万、高くて20万ぐらいで作れます。
トランクルームの「投資費用」は賃貸マンション
の4分の1以下でも、賃料はおよそ2倍以上あります。
水も電気もガスもない、設備の無いトランクルームが
なぜ、こんなにするのでしょうか?
アパートやマンションのような賃貸は
水やガス、電気など生活に必要なライフラインが必須です。
これに付加価値としてトランクルームが付いていたとしても
たぶん、お金はそんなに取れないでしょう。
なぜなら、こういう場合のトランクルームは
単なる『賃貸の入居率向上のための付加価値』にしか
過ぎないからです。
ところが
トランクルームという商品を別の視点でつくり、
一般の「収納で困っている消費者」に貸し出した場合
しっかりとお金が取れるんです。
賃貸住宅の中で考えるトランクルームは
0の価値しかないけれど
このトランクルームを、「賃貸以外の場所」で
かつ、独自にレンタル収納スペースとして
ビジネスに特化すると、
M2当たり5000円も取れるわけです。
トランクルームの利回りが高い理由は
こういうことだったんです。
ちなみに
竹末のトランクルームの表面利回りは
「68.3%」あります。