トランクルーム経営コンサルタントの竹末です。
20年近くトランクルーム経営をやっていると
様々な出来事に遭遇します。
その一つが利用者さんの死亡です。
(60代の高齢建設職人)
昨年の夏ごろに家賃が入らないので
電話で家賃の催促を度々していましたが、
ご本人は住まいに見当たらず、緊急連絡先も
連絡が途絶えていました。
あれこれ手を尽くして調べてみましたが
保証会社からの知らせで、本人は亡くなられたとのこと。
そして死亡の場合は保証の対象にならないとのこと
で困ってしまいました。
本人が亡くなられているということなので
様子見で半年間そのままの状態で放置していました。
しかし、年が明け、空室のままにしていても
損失が大きくなるばかりなのでこちら側で
処分することにしました。
3時間かけて室内の残置物を車で
運び(3往復)、事務所の駐車場へ仮置きしました。
結局、軽トラ一台分の残置物がこれです。
トランクルームの部屋はたった畳1畳分の
大きさですが、結構入るものですね。(驚
さてさて、これをどうやって処分するか
ご本人は建設職人さんでしたので、
残置物の中には工具や道具、機械がたくさんあります。
工具類は中古品として売却し、その他のものは
処分するしかないでしょう。
それにしても家賃未納分と処分代で
大きな損失になりました。(笑
トランクルーム経営は19年もやっていると
こんなこともあるのです。
教訓として、建設系の職人さんは
扱い方が乱暴で部屋を傷つけたり
することが多いので貸す対象としては
しっかりと考慮した方がよいと思います。
素性が確かでない場合は、できれば
保証人を取った方がよろしいかと思われます。
ご参考までに。