老朽化した中小ビルのトランクルーム再生事例

老朽化した中小ビルの再生事例

 

トランクルームコンサルタント

一級建築士・宅地建物取引士の竹末です。

 

都内都心オフィス街の神田や新橋など

にはたくさんの大小ビルがあります。

 

これらのビルをカテゴリーで分けると

賃貸する1フロア面積が200坪以上の

【大規模ビル】、100坪から200坪を【大型ビル】、

50坪から100坪を【中型ビル】、20坪から

50坪を【小型ビル】と呼んでいる。

 

都心オフィス街はスラム街へ…老朽化した中小ビルを建替えられない深刻な理由(文春オンライン) – Yahoo!ニュース

 

レジデンス系のアパマンも老朽化という

宿命的歴史を辿っていますが

同様に、これら中小オフィスビルも

40~50年が経過し老朽化という

運命に遭遇しています。

 

老朽化すれば必然的に空室が埋まらなくなり

零細オーナーにとって経営が維持できない

という頭の痛い悩み、問題になっている。

 

そこでリフォームや大規模修繕という方法

もあるが、リノベーションするための高額な

投資コストを捻出できないオーナーさん

も多いようです。

 

そのため、神田や新橋などの

オフィス街の中小ビルは空きが目立ち

機能していないゴーストビルも

散見されるようになっています。

 

そんな中、50年経た老朽化中小ビル

を再生化している事例をご紹介したいと

思います。

 

先代から引き継がれた御子息オーナー

のAさんは老朽化ビルの活用方法に

長年悩んでいました。

 

大規模な修繕費用を掛けず

大きな投資をせずに現状の

建物を上手に生かして

老朽化したビルでも十分役に立つ

収益の上がる活用方法を模索していたのです。

 

白羽の矢が立ったのが

コインパーキング+トランクルーム

という活用手法だったのです。

 

早速、コンサルタントの竹末と

相談した結果、再生事業として

1階部分をスケルトンにし

コインパーキングを設置しました。

 

それから、2階部分と4階部分を

トランクルームにコンバージョンし

家賃設定も他トランクルームより

廉価に値付けし地域で一番安い

レンタル収納スペースを提供しました。

 

 

古いオフィスビルを効率よく

収益を上げていくために

建物を複合的に活用する案を採用した結果

 

現在、1階のコインパーキングは

予想を超える売上げを叩き出し

2階、4階のトランクルームスペースも

部屋が順調に埋まっているようです。

 

都心老朽ビルの再生化事例として

お手本になるのではないかと思います。

 

ボロビルが見事に蘇った!(笑

 

トランクルーム投資で失敗する11の理由

                          

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