テーマ:トランクルーム投資
おはようございます。
賃貸経営コンサルタント
一級建築士の竹末です。
今日は、以前から話したかった
「初期費用」についておはなししますね。
アパートやマンションへ入居する人は
入居前にたくさんのお金が掛かります。
これを不動産業界では「初期費用」と言って
入居者が契約するときに必要なお金なんですね。
たとえば、
ざっと並べてもこれだけの費用が必要です。
前家賃、日割家賃、敷金、礼金、仲介手数料、
保険料、鍵交換費用、消毒費用、保証会社への
料金、引っ越し費用、引っ越しに関わる費用などなど・・・
また、入居期間中にも2年ごとの更新料とか更新手数料
(事務手数料)などがあります。
引っ越し費用を除いて、家賃の5~6ヶ月はかかる
のではないかと思います。
昔はここまでの費用は必要ではなかったのですが
ここ最近では、入居者への負担が大変大きくなりました。
私自身も大家の身でありながら、
たびたびテナント物件を借りることがあり
借主の立場になることがあります。
その時思うのは、「初期費用が大変だな」と感じています。
私が感じるのですから、当然、賃貸の入居者も
同じように感じ、不満を持っているだろうと
推測できます。
「どうして、こんなに費用が掛かるんだろう?」と
よく考えてみると、不必要な項目、出費が
多すぎるということも一因です。
しかし、実際には大家の懐に全ての費用が
入っているわけではなく
ほとんどのお金が仲介をする業者の
懐に入っているのは事実です。
賃貸の空室が世の中にこんなに余っている状況で
常に大家側は不利で、強気になれる立場の
入居者の負担がなぜ多いのでしょうか?
それは、
不動産屋さんが利益を追求したい思惑があるからです。
不動産屋さんが賃貸の仲介で儲けようと思うとき
どこから(誰から)儲けさせて頂くか?
ということを考えるでしょう。
それを基本に考えると、
賃貸仲介という業務の流れの中では
対象は「家主」か「入居者」しかいません。
家主からお金を引っ張るか?
入居者からお金を引っ張るか?
この二者からしかありません。
そう、不動産屋さんの収益源は「大家」と「入居者」なんです。
とすると、まず先に家主側から利益を頂くか
ということになるんですが
不動産屋さんにとって、貸主という人、大家さんは
物件を提供してくれる重要なポジションになります。
どちらかといえば、
もちろん入居者も大切ですが
入居者よりも大事なお客様になりますから
業界ではどうしても家主側から利益を取りにくい
構造になっているのが現実。
「じゃあ、弱い立場(入居者)の人から取り立てるか!」
という戦術になるんですね。
家主と入居者はfifty-fiftyな力関係である
にもかかわらず、
家主が本来、負担しなければならない
費用を入居者に押し付けているわけです。
こういった入居者の不平や不満を解消するために
初期費用を取っている他ライバル店と比べ
小生のトランクルーム経営では
初期費用一切なし、家賃のみ!で
13年間営業を続けています。
これに共感してくれるお客様からは好評ですよ~ (笑
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