トランクルーム経営コンサルタント
一級建築士の竹末 治生(たけすえはるお)です。
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◆竹末のブログ
無念!右足親指骨折
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オンライン講座5・6回目終了
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さて、
6月から多くの食品が値上がりし、
家計への負担がさらに大きくなりました。
国際社会では、ロシアによるウクライナ侵攻
そしてコロナ感染。
さらに円安、物流の停滞、半導体不足など
様々な要因で世界中に大きな変化、変革が
起こりつつあります。
一方、様々なモノの値上がりは、
住宅産業にも大きな影響を及ぼしています。
鉄や木材、セメントなど、建物を建設するための
基幹となる資材も価格が大幅に上昇しています。
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たとえば、鉄鋼などは
昨年の9月に値上がりしたと思ったら
再度4月に大きく値上がりし
最近、トランクルームのパーティションの
見積もりを業者さんから取ったら
信じられないような価格になっていました。
コロナ禍前より2割以上高くなっています。
さらに新築やリフォームでは、追い打ちを
かけるように半導体不足の影響で、
家電製品の納期は2か月から3か月の遅れが
生じています。自動車産業なども然りです。
必然的に、新築で話を進めている
クライアントの予算の限界があり
軌道修正して住宅の面積を減らしたり
予定外の予算を増やしたり
着工を延期したりする現象も
起こっています。
※関連記事
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このような状況が続くと、
建築主の建築意欲が削がれ
昨年の国内2021年新築住宅着工戸数
85万6484戸であったものが
2022年度は大幅に70万戸台に落ちる
可能性もあるでしょう。
着工戸数が落ちるということであれば
住宅関連業界はすそ野が広い産業ですので
社会や様々な業種に影響を及ぼすこと
になるでしょう。
このように、建設費の高騰で2022年は
国内景気が冷え込むのではないかと
竹末は危惧しています。