【トランクルーム投資】仲介業者が転貸はダメだというケース
トランクルーム経営コンサルタント
一級建築士の竹末 治生(たけすえはるお)です。
今日もトランクルーム投資に関する
トピックや役に立つ情報を
皆さんにお届けします。
竹末のブログ
再開発という名目でビルはもう建てるな!
https://ameblo.jp/seru2093/entry-12869991619.html
東京出張3日目 セルフストレージ研修会参加
https://ameblo.jp/seru2093/entry-12870831556.html
さて、
先日、生徒さんからこんなメールが来ましたので
それに回答しました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
いつも大変お世話になっております。
〇〇です。
〇〇市をあきらめ、〇市で探していますが、
本日も2件断られたところであります。
「トランクルームとして使用したいのですが」
「転貸ですね。そのような使用はできません」となり、
仲介店のところで頓挫し、貸主様のところまでいけない状況であります。
アプローチの仕方に問題があるので、仲介店にコネのある知り合いを
探していきたいと思っております。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>「転貸ですね。そのような使用はできません」
首都圏では不動産(仲介業者)さんは比較的理解はあるのですが、
その他の地方都市は、田舎ですからこのような返事が時々あります。
東京や首都圏だったら、ほとんどがOK!ですが。
実は、以前、私も何度も断られました。
地方は、「コンテナなら知っているが、屋内型トランクルームを
知らない、見たことがない」という不動産屋さんが多いですからね。
で、その対応策として私がやっていることは
写真やパソコンを持参して
「室内型のトランクとはこういうものです」
「この商売はうさんくさいものではありません」
「私どもの方で利用者をしっかり審査するので
変な人は利用させません。」
「安心してください」
と、不動産屋さんを説得したものです。
不動産屋さんが納得して理解できていないものを
家主に事情を説得できないからなんですね。
ほとんどの生徒さんは2、3回断られると、
ここで頓挫してあきらめそれ以後、探さなくなります。
それで事業意欲はおしまいです。
しかし、1年かかろうが、2年かかろうが、
諦めずに継続して物件探しをやってください。
其のうち、転貸であることを気に掛けない
不動産屋さんに巡り合えますから。
それと、一度接触していたら、何年も空室が続くので、
再度声がかかることもあります。
(地方はテナントが何年も空室が続くのは
当たり前でなかなか埋まりません。)
不動産屋さんもいつまで経っても決まらない
物件に業を煮やして・・・・
「そういえば、依然トランクルームとして
借りたい人がいたなあ。
あの人にもう一度声をかけてみよう」
ということもあるものです。
「又貸しだから駄目だ」という不動産屋さんは
頭が固く鼻から思い込んでいますから
相手にしても時間の無駄でしょう。
そういう不動産屋さんは無視して
次の物件に当たる方がよいと思います。
室内型のトランクルームは、
田舎ではあまりやる人はいません。
人がやらないことをやるわけですから、
多少の苦労は覚悟して頂きたいと思います。
何千万、何億円という不動産投資物件(ビル)を
購入するよりはまだ楽でしょう。(笑