トランクルーム経営コンサルタント
一級建築士・宅地建物取引士
の竹末です。
さて、
少子高齢化が進んで財政が厳しい
日本国の社会保障制度や
収益力が低下して高齢者の面倒を
見れない企業など、
そして、寿命が延びて定年後も
長く生きる本人など
こんなことを考え合わせると
「定年まで同じ会社で働いて、
退職金をもらいその後は年金生活」
なんて常識は崩壊寸前です。
とうの昔に、そのレールは壊れ
最後まで会社が面倒を看てくれる
ということは考えられなくなりました。
結局、
終身雇用、年功序列という言葉は
企業が作ったルールでもなんでもなく
マスコミが勝手に作り上げた造語で
企業にはそのような制度はありません。
終身雇用、年功序列は日本社会が
高度成長期を謳歌していた1990年代
ぐらいまででの幻想だったのです。
この現実を直視し、企業に在籍している
中高年のサラリーマンは、60歳前後の
身の振り方を考えておかなければなりません。
仮に、企業の中で、ある程度のポジション
(部課長クラス・いわゆる役職)
であったとしても、それはあくまでも
企業内だけのポジションであり、
長年企業内で培った経験や知識、スキルは
他企業での評価の対象にはなりません。
そのため中高年の転職の難易度は高く
以前と同等の労働条件や給与は
キープできません。
仮に運よく採用されたとしても
期待に反するような安い給与に
なることでしょう。
これらのことを直視し
ある程度の生活経済力を得たいなら
自分自身の価値や能力を高め
他企業で好ポジションを得るか
小生のようなフリーランサーになるか
選択肢はそれほど多くはありません。
所詮、サラリーマンとはそういう生業なのです。
そのまま、企業内に在籍しても
役員になれる人は例外として
企業内での自分の地位や立場が
それ以上好転することはないでしょう。
企業にとって人件費は大きな
負担であり足枷です。
特に、給与の高い中高年の方は
会社にとって必然性がないのですから。
そんな時代の趨勢ですから、
企業在任中に早急に投資や不動産賃貸業など
の「副業」を持つことは
悪くない選択肢かもしれませんね。
選択肢の中の1つがこれです。
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