立地をあまり問わない業種であること

さて、理想のビジネスの続きです。

トランクルームの立地性について

視認性の良いところに越したことはないのですが

少々立地が悪くても問題はありません。

トランクルームの場合は

コンテナのようにロードサイドにあって

日ごろ、よく見える場所にあるのがベストです。

確かに、その方が利用者からの問い合わせが

増えるのは事実です。

たとえば、生活道路などにトランクルームが

あると、通勤の行き帰りやその他の理由で

その道路を常時使います。

常日ごろから見ていますので

ある機会にトランクルームが必要になったとき

あそこに「コンテナがあったな」という認識のもと

利用者が問い合わせをするようになるのです。

ですから、「視認性」というキーワードは

トランクルーム経営にとって

非常に有利であることは間違いありません。

しかし、出店地はいつもそんな良い条件の

土地ばかりではありません。

ほとんどの場合は、視認性の弱い

2等立地、3等立地ばかりです。

わたしのマイボックス24では

ロードサイドに面していない裏通り1すじ目、2すじ目の

奥まった土地、いわゆる、2等立地にオープンしています。

しかし、条件が悪いにもかかわらず

この5年間、常時、満室を維持しています。

要は、「集客の力を持つ」ということなのです。

お店が見えにくいところであれば

他の集客方法を考えればよいことです。

「マーケティング」というものは

看板だけではありません。

他にも、利用者に伝えるツールはごまんとあります。

看板がダメなら、タウンページだってあるし

チラシポスティングだってあるわけです。

また、インターネットを利用することもできますね。

集客ツールを工夫し、反響の高いレベルを維持すれば

どんな場所であってもトランクルーム経営は

成立します。

トランクルーム経営は、立地が悪くても

十分経営できるのが良いところです。

だから、立地はあまり問われません。

こいうことがトランクルーム経営のメリットなんですね。