トランクルーム開発ストーリー秘話

今日は、私が7年前にトランクルームを
オープンしたときの話をしたいと思います。

それでは

レンタル収納ビジネス開発ストーリー
の始まり、始まりです。

いまから、ちょうど7年前の3月に
トランクルームをオープンしました。

レンタル収納ビジネスを考え始めた時は
オープンした年の2、3年前からです。

ですから、トランクルームというビジネスを
考え始めたときからだと、
すでに足掛け10年近く経ったわけですね。

考えてみると、長い期間を費やしてきたもんだなー
と思います。感慨深いものがありますね。

今でこそ、生徒さんを集めてレンタルビジネスを
教えている私ですが

当時は右も左もわからず
無我夢中の手探り状態でやっていました。

そのころは、今のようなブームの「不動産投資」
も選択肢に入っていましたが

アパートやマンション経営の将来のリスクや
商売上のデメリットを考えると
賃貸経営を拡大することは
どうしても踏み切れませんでした。

確かに、アパマン経営にメリットがあることは
わかっていましたが

マスコミや不動産投資系の連中が言うほど
そんなに旨みのあるビジネスだと思えなかったのです。

なぜなら、
20年以上この業界にいて賃貸経営のデメリットは
痛いほど理解しているからでした。

また、成長期を通り越して衰退期に入っている
賃貸経営に今から参入しても遅いと思ったのです。

トランクルーム経営はオープンするまでは
経営に関する書籍やインターネット等で
研究しいろいろな情報を得ていました。

また、新規ビジネス発生のメッカ東京へ
何度も足を運び
関連の人にもコンタクトを取り実際にお会いして
最新の情報を得る努力もしました。

そんな地道なマーケティング調査を
続けながらも納得の行くまで
知識の取得、情報の習得に心がけました。

そして、まず物件探しからスタートしたのでした。

この物件探しに確か半年ほど掛かったと思います。

物件ごとにレイアウトし採算計画を練ります。

おおよそ、6件ぐらいはシュミレーションしましたが
なかなか理想にはほど遠いことを実感しました。

物件を探す難易度が高いなと考え出した矢先、

ある懇意にしていた業者さんの管理物件の
一つに出会いました。

これだと思い、ダメもとで業者さんに
大家さんへ打診していただきましたところ

「貸しても良い」という返事でした。

そこで、家賃を算出するために

レイアウト、採算計画を練ってみて
私にとって妥当な家賃価格を出しました。

一方的な家賃提示だと家主さんから
却下される可能性があったので

当日、業者さんの事務所で大家さんと
直にお会いし、根拠を示しながら
説得に近いかたちで話し合ったのです。

こういった努力によって、家主側は
家賃を妥協し晴れてテナント物件を
貸して頂けるようになったのです。

それは、破格の条件でした。

初期の費用として敷金のみの3ヶ月。
保証金無し。礼金無し。5年契約。

家賃も相場から考えたら考えられないような
低価格です。

ただし、大家さんとの話し合いで
内部の事務所の解体費だけは
私のほうがみることになりました。

解体費は20万円程度の負担です。

ということで、大家さんの気が変らないうちに
急いで契約を結び、前家賃や敷金を納め

レンタル収納経営スタートの準備を進めました。

当時、準備期間中は

利用者は本当にいるのだろうか?

という不安を持ちながら

疑心暗鬼の毎日だったことを覚えています。

しかし、成功させるという前向きな気持ち

だけは持っていました。

と、いうことで今日はここまで。

次号に続きます・・・・

それでは

また、メールしますね。